研究課題/領域番号 |
16K06120
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 明治大学 (2017-2018) 神戸大学 (2016) |
研究代表者 |
川南 剛 明治大学, 理工学部, 専任准教授 (20281793)
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研究分担者 |
平野 繁樹 地方独立行政法人北海道立総合研究機構, 産業技術研究本部工業試験場, 研究主査 (40469680)
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研究協力者 |
戸羽 篤也
麓 耕二
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 熱交換 / 熱輸送 / 機能性流体 / 潜熱 / エマルション / 蓄熱 / 相変化物質 / 熱輸送デバイス |
研究成果の概要 |
本研究では,高機能ヒートシンクとして空隙率を制御した金属多孔体と蓄熱機能を有する相変化エマルションの技術融合による,新たな蓄熱式高度熱交換デバイスの開発とその特性評価を目的としている.本研究期間内において,金属多孔質構造体の製作手法の確立,相変化エマルションの作製方法の確立および基礎物性の評価,および蓄熱機能を有するヒートシンクデバイス特性の評価に関する検討を行い,複雑構造体熱交換器の設計指針を得た.また,熱交換特性を把握した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,3次元CADによる設計データからレーザー金属焼結装置を用いて行うため,理論解析による設計形状を基とした金属多孔体が作製可能である.また,適切な材料を選択することにより任意温度に相変化温度を調整した相変化エマルションは,熱機能性流体と位置づけることができ,これらを融合させた蓄熱・熱利用デバイスは,高速熱交換機能を有するヒートシンクを実現されるものと期待される.工学的には,工場廃熱等の低密度熱エネルギー回収の高効率化や,ソーラーコレクターの蓄熱構造部への応用による太陽熱利用の高度化など,新たな省エネ技術の要素として展開することを想定している.
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