研究課題/領域番号 |
16K06131
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
木村 元昭 日本大学, 理工学部, 教授 (70204998)
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研究協力者 |
秋元 雅翔
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 噴流 / 火炎 / 燃焼 / DBDプラズマ / 拡散制御 / DBDプラズマアクチュエータ / 予混合燃焼 / 化学活性種 / 電界 / 熱工学 / 流体工学 / プラズマ |
研究成果の概要 |
噴流ノズル出口に同軸型DBDプラズマアクチュエータ:DBD-PAを形成し,プラズマによる誘導流により出口の速度分布を操作し噴流拡散を制御すると共に,予混合バーナー火炎に適用し,誘導流,活性化学種による火炎の安定性を調査した. その結果,噴流にDBD-PAをバーストモードで使用した場合,出口での渦輪形成から崩壊に至る過程を操作し拡散制御できることを明らかにした.また,バーナー火炎では,DBD-PA(4kV-14kV連続駆動)の印加により低当量比で燃焼継続できることを確認した.14kV以上では誘導流の影響と活性化学種やオゾンを確認した.更に4kVでは電場の効果が顕著なことを確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の特徴はDBD-PAによる誘導流とプラズマによる活性化学種の働きの相互作用で達成されると考えられる,バーナー火炎の安定,変形,吹き飛び限界の拡張の要因を明らかにし,プラズマ支援燃焼プロセスの理解を深め,さらに,本手法を予混合燃焼と拡散燃焼に適用することで,工学的な特色のみならず産業への技術的な寄与に発展させることができる.
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