研究課題/領域番号 |
16K06144
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械力学・制御
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
堀 憲之 筑波大学, システム情報系, 教授 (70312824)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ディスクリプタ形式 / 離散時間化 / 初期値設定 / 次数変化 / 離散空間化 / モデルベース離散時間制御系 / デスクリプタ形式 / 時空離散化 / 制御工学 |
研究成果の概要 |
連続時間システムを計算するために必要な離散時間化は従来その次数が固定されていたが、デスクリプタ形式内部のモード変化と解釈することで次数変化を扱えるようにした。これにより、モデルベースのディジタル制御系の設計を見通し良く行う枠組みの構築が期待できる。また、これまでは十分に一般的でない離散時間化の定義を曖昧にインパルス信号に適用していたが、厳格な定義を提案することで、例えばこれまで未解決であったデスクリプタ形式の不適切な初期値設定によるインパルス発生問題を解決した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超関数の離散時間化の定義を定め、それを元にデスクリプタ系の一般的離散時間モデルを開発したことにより、これまで未解決であった初期値の選択方法などの諸問題を根本的に解決した。更に、次数の本質や定義に関する根源的な検討を行うことで、デスクリプタ形式の特徴である静的/微分モードを含んだ離散時間制御系を統一的な視点から構築できるようになった。これにより、モデルベースの制御系設計手法が更に社会に浸透することに貢献できる。
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