研究課題/領域番号 |
16K06145
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械力学・制御
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
永井 健一 群馬大学, その他部局等, 名誉教授 (00110403)
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研究分担者 |
丸山 真一 群馬大学, 大学院理工学府, 准教授 (60344925)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 非線形振動 / 機械力学・制御 |
研究成果の概要 |
低周波音吸収の新手法として,座屈後曲面板を用いた,飛び移りカオス振動誘起型の低周波音吸振装置の開発を目的とし,座屈後曲面振動板の振動実験を行った. 炭素繊維の方向が異なる二層を表裏非対称に積層させたCFRP板を中心固定し,制作時の高温から常温に低下させ,熱膨張係数の異方性により双安定性を有する試験片を作成した.曲率形状板は,曲率方向が互いに直交した二つの安定形状を有した.周期横方向加振力の下での非線形振動実験を行い,矩形境界に対する炭素繊維配位方向や集中質量の付加により, CFRP曲板に動的飛び移りによるカオス振動を生じる条件を明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
非対称積層CFRP板に動的飛び移りを伴うカオス振動が生じる条件を明らかにすることで,広帯域の低周波音と簡素な仕組みで吸音できる装置への応用可能性が飛躍的に高まった.
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