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分解不要での多体構造系コンポーネントの質量特性同定

研究課題

研究課題/領域番号 16K06149
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 機械力学・制御
研究機関東京工業大学

研究代表者

大熊 政明  東京工業大学, 工学院, 教授 (60160454)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード機械力学 / 逆問題 / 計測・試験 / 剛体質量特性 / 最小力学パラメータ / 機械工学 / 多体動力学 / 計測・実験 / データ処理 / 実験的同定法 / 剛体特性 / リンク機構 / 構造動力学 / 計測 / 同定 / 多体構造 / 機械計測
研究成果の概要

本研究では次のことを実現した同定手法を開発した.多体系全体の静的な状態での計測で得られる全体系の質量特性値と,計測に容易な寸法データ,および周辺自由境界条件での多体系の運動計測データにより3次元構造体としての最小力学パラメータの同定を実用的高精度で可能とし,基礎実験でその精度検証をした.なお,もう一種ある別の観点での計測を行うことで完全に個々のコンポーネントの質量特性パラメータすべてを高精度に同定することを最終目標としたが未到達である.この点と人体の計測への展開や装置の改良が今後の展望である.

研究成果の学術的意義や社会的意義

従来は3次元の最小質量特性パラメータの実用的計測(同定)は困難であったものを十分可能とした方法を提案しており機械力学の学術的意義があると考える。技術的意義としては、たとえば、自動車開発における乗員安全性研究でのダミーモデル高精度化と多種化(大人、子供、体格差に応じたモデル)や、スポーツ工学の分野での人体をリンクシステムとみなしての運動シミュレーションにおける人体モデル生成において、競技者個々人の特性値をリアルに表現したモデル構築を可能とする。その他、機械工学に限らず科学分野での様々な研究で利用価値が見いだせると考える。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件) 産業財産権 (1件)

  • [学会発表] 多体系の慣性特性同定法の開発2019

    • 著者名/発表者名
      本間貴大,大熊政明
    • 学会等名
      日本機械学会東海支部講演会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [産業財産権] 多体系の最小力学パラメータ同定装置,方法及びプログラム2019

    • 発明者名
      大熊政明,本間貴大
    • 権利者名
      東京工業大学
    • 産業財産権種類
      特許
    • 公開番号
      2012-018092
    • 出願年月日
      2019
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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