研究課題/領域番号 |
16K06174
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能機械学・機械システム
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
星野 智史 宇都宮大学, 工学部, 准教授 (80431980)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 知的ロボットシステム / ロボティクス / 知能ロボット / 警備 / 自律移動 / ロボット / 変化点検出 / ベイズ学習 / 価値反復 / 警備ロボットシステム / 機械学習 / 最適化 |
研究成果の概要 |
本研究では,人間による警備と同様,ロボットが知的な思考を通じてより多くの侵入者を発見できる警備システムの実現を目的とした.そのためにはロボットにとって,(1) 不特定な侵入者に対する傾向を特定し,(2) その傾向に基づいた最適な警備行動を,(3) 複数台で広範囲を対象に実行するための方法論を構築した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によってロボットは,侵入者に関する事前情報がなくとも学習を通じて侵入傾向を特定し,その度合いに応じた警備が可能となる.これは,侵入傾向が顕著な場所を重点的に,そうでない場所を一様に,ロボットが警備することを示している.これらは現在,大手警備会社がロボットをターゲットに取り組んでいる研究を先行した内容となっており,本研究成果が与える社会的なインパクトは大きい. 本ロボットシステムは,建物だけでなく,町(街)の安全,すなわち犯罪の抑止にも貢献できるものと期待できる.治安や安全に関する問題の解決は,全世界規模での課題であり,本研究成果はロボティクスの平和利用として,高い波及効果が見込まれる.
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