研究課題/領域番号 |
16K06207
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
只野 博 筑波大学, 数理物質系, 教授 (30394448)
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研究分担者 |
磯部 高範 筑波大学, 数理物質系, 准教授 (50545928)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 非接触給電 / 可変容量 / 直列保証回路 / 力率 / SiC-MOSFET / スパイラルコイル / 位置ずれ / インバータ / 直列補償 / GCSC / エネルギー効率化 / ハイブリッド車 |
研究成果の概要 |
半導体素子を用いて可変容量として動作する直列保証回路を非接触給電システムに適用し、非接触給電システムの送信コイルと受信コイルの位置ずれによるリアクタンス変化を保証するシステムの検討を行った。 可変容量直列保証回路を用いることで、非接触終電システムを位置ずれに影響されず常に最適な効率で運転可能であることを、1kWの小規模実験機を用いて実証した。また、これは高周波インバータの零電圧零電流スイッチングによることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
電気自動車等の給電システムとして非接触給電システムが注目されているが、通常は送信コイルと受信コイルの位置ずれによって、システムの効率が低下するため、高効率での給電が困難となる。本提案の可変容量直列保証回路を用いた非接触給電システムは、その効率を常に最適な状態とすることが可能なため、効率の良い充電が行えるとともに、充電設備の最適化が可能となる。 従って、エネルギーを無駄にしない環境に優しい給電システムを構築できる。
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