研究課題/領域番号 |
16K06228
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
本田 崇 九州工業大学, 大学院工学研究院, 教授 (70295004)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | カプセル内視鏡 / 外部磁界 / マイクロ磁気アクチュエータ / 細胞診 / 生検 / 薬物送達 / ワイヤレス駆動 / 永久磁石 / 磁気トルク / 薬剤散布 / 電気機器工学 / マイクロマシン / 磁気応用 |
研究成果の概要 |
本研究では、診断や治療ができる次世代型のカプセル内視鏡に搭載するための磁気アクチュエータの開発を行った。細胞診、生検、投薬の3機能を採り上げ、それぞれに適した磁気アクチュエータの機構を考案するとともに、カプセルを小腸内で停滞させる機能と組み合わせることに成功した。さらに、3軸のコイルと増幅器、PCに接続されたシグナルプロセッサから構成される3次元磁界発生システムを構築し、上記アクチュエータの駆動を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
カプセル内視鏡は、それまで困難であった小腸内の観察を可能にした画期的な医療機器であるが、その機能はまだ観察だけであり、診断や治療ができないという課題があった。本研究で得られた成果は、外部磁界を利用したマイクロ磁気アクチュエータをカプセル内に組み込むことで、細胞診・生検による診断機能や投薬による治療機能をカプセル内視鏡に付与できることを実証したものであり、次世代の医療機器の進展に大きく寄与するものである。
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