研究課題/領域番号 |
16K06236
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 工学院大学 |
研究代表者 |
高木 亮 工学院大学, 工学部, 教授 (70272383)
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研究協力者 |
清水 嵩弘
石原 拓実
角濱 文隆
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 電気鉄道 / 列車群計画 / 運行管理 / 信号システム / 高頻度運行 / 都市鉄道 / 運行計画 / 高頻度化 / 時隔短縮 / 旅客案内 / 出改札 / 鉄道信号システム / 超高頻度列車運行 / 列車ダイヤ / 車上分岐 / 移動閉塞 / 電気機器工学 / スケジューリング / 電気鉄道工学 / 最適化 / 都市交通システム |
研究成果の概要 |
超高度化鉄道システム実現には超高頻度運行が必須である。本研究では今後主流となることが期待される鉄道信号システム「純移動閉塞(PMB)」を主な前提としつつ,超高頻度運行計画およびその管理の手法が数多く存在しうることを示した。例えば,鉄道における現在の分岐方法(地上分岐)は複数列車間の時間的間隔短縮における障害となるが,この障害を事実上回避する方法を本研究では提案した。 この他,本研究では現在存在するか理論的に提案されている様々な鉄道信号システムについて,時隔等の数値的計算による比較などを行い,今後の超高頻度運行の実現に向けた基礎的知識の蓄積を図った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で前提とした「純移動閉塞(PMB)」を含む鉄道信号システムについては多くの検討成果があるが,超高頻度化に向けて様々な手法の開発余地があること,すなわち従来と同等の安全性を維持しつつ列車運行頻度を向上する余地が残っていることが示された。列車運行頻度向上の社会的ニーズが大きいことは論を待たないので,この研究成果の社会的意義もまた大きいと考えられる。また,様々な鉄道信号システムと超高頻度化の関係について定量的かつ体系的な比較が行われたので,その結果は列車運行頻度向上に関する基礎的な知識ベースとなることが期待される。
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