研究課題/領域番号 |
16K06244
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
深見 正 金沢工業大学, 工学部, 教授 (60247434)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 回転機 / モータ / 電気自動車 / ハイブリッド電気自動車 / ハイブリッド自動車 / 電気機器工学 / ハイブリッド車 |
研究成果の概要 |
本研究では,EV/HEV向けの新しいトラクションモータとして,高価な永久磁石を使用しない磁束変調同期モータを検討した。主な結果は,次のとおりである。(1)突極形の回転子にオフセットを設けると,逆起電力に含まれる高調波成分が抑制され,コギングトルク及びトルク脈動が低減できる。(2)回転子を従来の突極形からフラックスバリア形あるいはセグメント形に変更しても,トルク密度はほとんど変わらない。(3)外転型の構成では,内転型の構成に比べて高いトルクが得られる。加えて,外転型の構成することで,固定子分割型の構成とほぼ同じトルク密度を得ながら,損失を低減し,効率が向上できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,高価な永久磁石を使用した既存の永久磁石同期モータとは異なる新構造のEV/HEV向けトラクションモータを開発し,その設計法を与えるものである。これにより,より低コストのEV/HEV向けトラクションモータを実現し,地球規模の環境・エネルギー問題の解決に貢献しようというものである。
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