研究課題/領域番号 |
16K06246
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 静岡理工科大学 |
研究代表者 |
中田 篤史 静岡理工科大学, 理工学部, 准教授 (70635028)
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研究協力者 |
鳥井 昭宏
元谷 卓
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 低周波長距離送電 / ケーブルインピーダンス / 多重インバータ / 低周波送電 / 共振電流 / 海底ケーブル / 低週波送電 / マルチレベル / 長距離送電 / 太陽電池 / マルチレベルインバータ |
研究成果の概要 |
近年,海洋国家である我が国では洋上太陽光発電,洋上風力発電等,海から得る自然エネルギーの利用法が模索されてきている。洋上で得られたエネルギーを効率よく電力消費地へ送電できる手法として直流送電がある。しかし,CVケーブル(海底ケーブル)に直流電圧を印加すると絶縁体内に空間電荷が蓄積し絶縁破壊を引き起こすため,低周波交流送電を提案した。66kV送電で30MVA容量の海底ケーブルを使用する場合,4多重のインバータでキャリア周波数が1.5kHzとするのがバランスの取れた設計になることがわかった。変圧器は大型化するが,その大きさの概略と巻き線数,鉄心の断面積等を算出する設計法を確立した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年,海洋国家である我が国では洋上太陽光発電,洋上風力発電等,海から得る自然エネルギーの利用法が模索されてきている。洋上で得られたエネルギーを効率よく電力消費地へ送電できる手法として直流送電がある。しかし,CVケーブル(海底ケーブル)に直流電圧を印加すると絶縁体内に空間電荷が蓄積し絶縁破壊を引き起こすため使用できない。研究課題ではフィルタを用いず,小型化可能な高電圧マルチレベルインバータを用いた低周波送電を提案する。本研究課題によって低周波送電システム網を確立し,将来において再生可能エネルギーの比率の増加を目標とする。
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