研究課題/領域番号 |
16K06251
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 秋田工業高等専門学校 |
研究代表者 |
安東 至 秋田工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (20212665)
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研究分担者 |
大石 潔 長岡技術科学大学, 工学研究科, 教授 (40185187)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 一般化イミッタンス変換器GIC / 三相正弦波コンバータ / 三相電流センサレス / パラメータ誤差 / 一括補償法 / リアルタイムゲイン補償 / 位相補償 / デジタルシグナルプロセッサDSP / GIC / 電子回路モデル / 電流復元 / センサレス制御 |
研究成果の概要 |
本研究では,電力変換器と同じ動作を行う「GICを用いた電子回路モデル」を構成し,モデル内で電力変換器動作をリアルタイムに実現することで電流を復元する手法を提案する。そして,本手法を三相正弦波コンバータの三相電流センサレス手法として適用し,事前のスイッチング情報を必要としない電流センサレス化手法としての有効性をシミュレーションと試作機による実験で確認するものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
GICを用いた電子回路モデルを電力変換器の基本制御に積極的に導入した例はこれまでほとんどない。本手法は三相ブリッジ形正弦波コンバータにおいて,直流電流を1つの保護用センサを利用して検出し,主回路動作を電子回路モデルで模擬して三相電流を復元することから,電流復元不可能領域がなく,三相分の電流センサを用いないのでセンサ間のゲイン不平衡の問題が生じない利点を有する。 したがって,従来に比べセンサの故障率を大幅に低減できるとともに劣悪な環境下での安定動作に大きく貢献する。
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