研究課題/領域番号 |
16K06258
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
藤重 雅嗣 信州大学, 学術研究・産学官連携推進機構, 准教授(特定雇用) (60712768)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | CNT / 導電性 / 撚り線 / 合成 / カーボン / カーボンナノチューブ / CNT撚り線 / 電気伝導度 / CVD法 / ナノ材料 / ナノチューブ・フラーレン / 電子・電気材料 / 環境材料 / エネルギー効率化 |
研究成果の概要 |
研究を通じて、「1.高導電性DWCNT線の生成実験」「2.CNT線の高導電化」「3.メカニズム解明」の3つのテーマを実施した。 合成実験では、サンプル試作を進め、2次処理の検討も同時に進めたが、CNT撚り線の抵抗率は1×10-5乗 Ω*cmオーダーであった。構造的にも電気特性的にも、ばらつきを保有している。バルクとしての電気伝導度、SEM観察とTEM観察による形状確認、ラマン分光、XPSによる構造確認を行い、2次処理前後の生成CNTを評価した。 学会発表では関係者から研究内容に興味を持って頂き、新たな視点を取り入れ繋がりを続けている。サンプルCNT線の導電特性の機構を検討し、研究を継続していく。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
持続可能な開発目標(SDGs)により、社会のサスティナビリティが重要視されるなか、軽量高導電線の実現は学会等の関係者から大きな期待をよせられている。社会を一変するインパクトがあり、本材料以外にその候補は見当たらず、導電機構の解明とともに量産化へのステップが主な課題で、世界中で研究の進歩が望まれる。
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