研究課題/領域番号 |
16K06307
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
大橋 正治 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40347505)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 光ファイバ / 光ファイバセンサー / 長周期ファイバグレーティング / 偏波依存性損失 / 熱収縮チューブ / ねじ / 共振波長 / 結合係数 / 光弾性効果 / カスケードLPFG / 計測工学 |
研究成果の概要 |
本研究では、熱収縮チューブ、ネジ、ファイバを用いたシンプルで簡単に作製可能な長周期ファイバグレーティング(LPFG)の基本的な特性およびそのアプリケーションに関して検討した。特に、短波長領域で用いるLPFGの温度および圧力特性について実験を行い、共振波長および損失と温度および圧力との関係を明らかにした。また、本LPFGの特性である偏波依存性損失を利用した振動の測定法について提案し振動測定が可能であることを示した。また、本LPFGを用いたアプリケーションとして、ガス圧センサー、モード変換器への応用およびカスケードにしたLPFGの基本特性および振動測定への適用性について明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、簡単で安価に作製できる長周期ファイバグレーティング(LPFG)に関するものであり、このLPFGの基本特性を明確にすることにより適用領域が明確になり、IOT社会における安価な光センサーシステムの構築に反映できる。また、LPFGにおけるモード間の結合特性と環境変化(温度、圧力、振動等)との関係を明らかにすることは、ファイバセンサーを研究する上で学術的に重要な意味を持つ。
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