研究課題/領域番号 |
16K06312
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
伊藤 弘 北里大学, 一般教育部, 教授 (50525384)
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研究協力者 |
山本 洋
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | テラヘルツ波 / 検出器 / 平面アンテナ / 偏波計測 / エリプソメトリー / 電子デバイス・機器 |
研究成果の概要 |
集積化した4素子のショットキーバリアダイオードからなる新たな構成のテラヘルツ波検出器と、ストークスパラメーターをベースとする偏波解析手法を提案し、素子構成を最適化することにより、可動部分の無い偏波計測用テラヘルツ波検出器モジュールを開発した。そして、作製したモジュールをテラヘルツ波エリプソメトリー測定に適用し、検出器を回転させずに生体関連材料の複素比誘電率が測定できることを実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発したテラヘルツ波検出器は、従来部品では実現が困難であった実時間での偏波計測を可能とし、ダイナミックな現象の解明にも寄与できることから、様々な計測技術の進展に重要な役割を果たすものと考えられる。また、このような可動部が無く小型・軽量で低コスト化が可能なテラヘルツ波計測機器の開発がさらに進めば、今まで利用が困難であった対象物への適用も可能となり、テラヘルツ波の利用範囲拡大にも貢献できるものと考えられる。
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