研究課題/領域番号 |
16K06313
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 工学院大学 |
研究代表者 |
斎藤 秀俊 工学院大学, 先進工学部, 教授 (60274338)
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研究分担者 |
赤城 文子 工学院大学, 先進工学部, 教授 (30726724)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 磁気ディスク装置 / 熱アシスト磁気記録方式 / マイクロ波アシスト磁気記録方式 / マイクロマグネティクスシミュレーション / 二次元磁気記録方式 / ビットパターン媒体 / 二次元パーシャルレスポンス方式 / 二次元記録符号 / 高密度ディジタル磁気記録 / ビットパターン媒体を用いる磁気記録方式 / 熱アシスト磁気記録とビットパターン媒体記録方式 / 一般化パーシャルレスポンス方式 / ビットパターン媒体を用いる熱アシスト磁気記録方式 / 磁気記録 / 磁性 / 電子・電気材料 / 情報システム / 電子デバイス・機器 |
研究成果の概要 |
【ヘッド・媒体分野】熱アシスト磁気記録(HAMR)とビットパターン媒体(BPM)を組合せた記録(HDMR)方式と、マイクロ波アシスト磁気記録(MAMR)方式について、高記録密度化の検討を行った。その結果、HDMRは約5.9Tb/in^2の記録が可能であることを明らかとした。MAMRはヘッド・媒体間の相互作用を低減し、面内方向の磁界を強くする発振素子の検討を必要とすることを明らかとした。 【信号処理分野】HAMRとBPMを用いる記録方式(BPMR)を対象に信号処理方式の検討を行った。その結果、HAMR方式では粒径分散と誤り率の関係等を明らかにし、BPMR方式では二次元記録符号を新規提案し評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大容量磁気ディスク装置のための新しいエネルギーアシスト磁気記録方式について、高記録密度化の可能性を検討した。本研究を通して、主にエネルギーアシスト磁気記録方式の有力な候補として、ビットパターン媒体を用いた磁気記録方式、熱アシスト磁気記録方式、熱アシスト磁気記録とビットパターン媒体を組合せた記録方式、マイクロ波アシスト磁気記録方式の各方式を検討することで、各方式の実現性と得失の一部を明らかとしている。
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