研究課題/領域番号 |
16K06321
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 新潟工科大学 |
研究代表者 |
金井 靖 新潟工科大学, 工学部, 教授 (00251786)
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連携研究者 |
グリーブズ サイモン
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研究協力者 |
村岡 裕明
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 高周波アシスト磁気記録 / スピントルク発振素子 / 記録ヘッド / マイクロマグネティック解析シミュレーション / マイクロマグネティック解析 / 垂直記録媒体 / ライトヘッド / スピントルク発振器 / 垂直磁気記録 / 磁気記録 / 磁気記録ヘッド |
研究成果の概要 |
数値解析計算機シミュレーションにより次世代の垂直磁気記録技術の候補である高周波アシスト磁気記録(MAMR)用の高周波発振素子(STO)と記録ヘッドを研究し、(1)記録ヘッドに挿入したSTOは安定に発振し難いため、いかに安定に発振させるかが本技術のキーであること、安定に発振させるため、(2)小面積のSTOは得られる磁界強度は大きく低下せず、また安定に発振すること、(3)媒体に対して斜めのSTOは安定に発振すること、(4)記録ヘッドギャップを非平行にすること、を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代社会は膨大なディジタルデータの蓄積と利用で成り立っている。生み出されるディジタルデータのうち、保存先のほとんどはハードディスクであり、その割合は全体の80%とも90%とも言われる。今回の成果が製品につながれば、媒体の枚数(したがってヘッド数)を増やすことなく記憶容量を現状の3倍程度にすることができる。これは単純に同じコストで3倍のデータを保存できるだけではなく、同じ消費電力で3倍のデータを保存でき、省エネルギーにもつながる。
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