研究課題/領域番号 |
16K06332
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
山本 学 北海道大学, 情報科学研究科, 准教授 (20301939)
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 超高速ワイヤレスシステム / 広帯域平面アンテナ / MIMO技術 / 未利用周波数帯 / アンテナ |
研究成果の概要 |
超高速ワイヤレスシステムの普及に伴い,周波数資源のひっ迫が切実な問題となりつつある.その対策として,MIMO(Multiple-Input-Multiple-Output)技術などの高速無線伝送方式を用いることで周波数資源の利用効率を高めつつ,更に高マイクロ波帯やミリ波帯などの未利用周波数帯域を活用することが挙げられる.本研究課題では,未利用周波数帯域における高速無線伝送方式に対応可能な高機能アンテナ技術を開発した.未利用周波数帯域におけるMIMOアンテナシステムを構成するための素子アンテナ技術を開発するとともに,それらを用いた多ポートMIMOアンテナを開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題では,平面型アンテナ素子を基本的な構成要素として,未利用周波数帯における高速無線伝送方式に適用可能な高機能アンテナシステムを実現することで,同アンテナシステムの大量生産・低コスト化に貢献した.また,本研究課題において開発された平面構造を基本とした高機能アンテナ技術は,未利用周波数帯への拡張も容易であり,本研究課題の成果は,超高速ワイヤレスシステムにおける未利用周波数帯の利用促進に寄与し得るものである.
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