研究課題/領域番号 |
16K06333
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
那賀 明 茨城大学, 理工学研究科(工学野), 教授 (20765854)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | デジタルコヒーレント光伝送技術 / 多次元符号化光変調方式 / 光通信 / 先端的通信 |
研究成果の概要 |
デジタルコヒーレント光伝送技術のさらなる発展を目指し、偏波を信号空間として捉え、この空間を利用して多次元化を実現し、さらに変調信号点を選択することにより、位相・振幅の信号間ユークリッド距離を拡大する多次元符号化光変調方式の高度化に取り組んだ。 複数の多次元光変調信号方式にBICM-IDという符号化変調方式に適用し、デジタルコヒーレント光伝送における伝送評価を行った結果を、論文3件、学会発表7件として外部発表を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回取り組んだ多次元符号化光変調方式の高度化は、2010年代初めに登場したデジタルコヒーレント光通信技術を利用し、無線伝送分野でも研究が進んでいる情報理論に基づく符号化変調方式を、光ファイバ通信特有の条件を考慮して応用を試みる点に大きな学術的意義がある。今回得られた成果は、近年のインターネットを介した動画や音楽などの大容量コンテンツの普及に伴い、益々重要性を増している光通信ネットワークの超高速化・大容量化のための基盤技術を提供する。
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