研究課題/領域番号 |
16K06348
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
岡田 啓 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 准教授 (50324463)
|
研究協力者 |
佐藤 翔
市川 寿
吉田 章太
中村 恭子
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 通信方式 / 可視光イメージセンサ通信 / デジタルサイネージ / ローリングシャッタ方式 |
研究成果の概要 |
本研究では,デジタルサイネージ本来の視覚情報提供機能に加え,可視光イメージセンサ通信によるデータ情報伝送手法を検討した.本手法ではデジタルサイネージの表示機能そのものを用いるため,特別な送信機を追加する必要はない.受信機としては,スマートフォンなどの携帯端末に通常装備されているカメラ(イメージセンサ)を用いる.デジタルサイネージ本来の視覚情報を阻害しないように,人が視認できないように情報を動画像(視覚情報)に重畳し,これを携帯端末のイメージセンサで撮影し,復調する可視光通信方式を考案した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在,デジタルサイネージは最も社会で注目されている技術の一つである.これに可視光イメージセンサ通信を適用することで,視覚情報に加え,データ情報伝送機能を付加することは,新たな広告手段を提供することができる.このため,システム創成という観点から社会への貢献が大きい. デジタルサイネージの本来の機能である視覚情報を阻害しないようにデータ情報を伝送するために,本提案方式では色の視覚特性を利用している.さらに,時刻同期ずれの課題に対しイメージセンサを用いることにより生じる新たな特徴であるローリングシャッタ方式に着目している.これらの点に本研究の大きな特色があり,学術的独創性がある.
|