研究課題/領域番号 |
16K06351
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
森 香津夫 三重大学, 工学研究科, 教授 (90324540)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 移動体通信 / セルラネットワーク / ヘテロジニアスネットワーク / 省電力 / 品質保証 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,ヘテロジニアス・セルラネットワーク(マクロセルに小セルがオーバーレイ配置される複数階層セルラネットワーク)の無線システム構築技術に関して,ユーザ端末の要求通信品質を適切に提供しつつ省電力動作が可能な省電力制御(スリープ制御)手法を確立することを目的に研究を進めた. その結果,研究成果として,ユーザ端末の要求通信品質保証と省電力動作が可能な基地局動作モード制御,及び,ユーザ端末セル選択制御の各制御手法を下リンク通信を対象に提案して,計算機シミュレーションによる特性評価からその有効性を確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題が目指したHetNet向けのシステム制御技術は,実システムでのサービス提供に必要不可欠な技術である.省電力化と要求通信品質保証の両立は,先行研究ではあまり実施されてなかったため,学術的および産業的に先行性を有していた.したがって,本研究で輩出された成果は,HetNetの実用化に寄与できるものであり,当該技術分野および社会への波及効果は大きいと確信している.
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