研究課題/領域番号 |
16K06356
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
大野 修一 広島大学, 工学研究科, 准教授 (70273919)
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研究協力者 |
永原 正章
Tariq M. Rizwan
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | デルタシグマ変調器 / 量子化 / ネットワーク化制御 / システム実現 / 量子化誤差 / オーバーサンプリング / 平均自乗誤差 / 最大誤差 / 情報通信工学 |
研究成果の概要 |
ディジタル機器で利用するとき、信号はサンプリングされ量子化される。量子化とはもともと連続値である信号の値をある有限個の離散値で表現することである。量子化においては、量子化誤差と呼ばれる誤差が発生する。 本研究は、実現が容易な簡易な構造を持つデルタシグマ変調器による量子化器の設計と解析を行っている。量子化誤差の影響を解析的に評価することで、量子化誤差の影響を最小にするデルタシグマ変調器の設計法を導出している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
構造が簡易で実現が容易なデルタシグマ変調器による量子化は電子機器に広く利用されている。従来のデルタシグマ変調器は変調器の出力の周波数領域での情報に基づき設計されてきた。実際のシステムでは、多くの場合、量子化された信号はあるシステムに入力され出力される。本研究は、システムの出力における量子化誤差の影響を最小にするデルタシグマ変調器を設計しており、従来法より量子化誤差の影響を低減化している。
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