研究課題/領域番号 |
16K06358
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
三木 信彦 香川大学, 創造工学部, 教授 (90709247)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 第五世代移動通信 / 5G / プロポーショナルフェアネス / 凸最適化 / スモールセル / ミリ波 / 無線リソース割り当て / 無線リソー ス割り当て / プロポーショナルフェアネス規範 / 基地局選択 / 干渉制御 |
研究成果の概要 |
2020年に導入が予定されている第五世代移動通信(5G)で期待される更なる高速・大容量化を低コストで実現するため,小型基地局を多数配置して基地局密度を増大するスモールセル構成,及びミリ波等の高周波数帯を用いることによる周波数帯域幅拡大によって無線リソース量を増大することが重要である.本研究では,スモールセル構成,高周波数帯の使用による効果を最大限得ることを目的として,公平性を保ちつつ,スループットを増大可能なProportional Fairness規範に基づく無線リソース選択法を導出し,様々な環境を模擬した計算機シミュレーションによってその効果を確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2020年に導入が期待される5Gにおいて期待される更なる高速・大容量化を低コストで実現するために必須のスモールセル構成,及びミリ波等の高周波数帯を使用する際に重要となる効率的な無線リソース割り当てに着目し,本研究では凸最適化問題として最適解を求め,最適解を得るアルゴリズムを導出している.更に,自立分散制御を用いることで,より実用的なアルゴリズムも導出している.これらに加え,5Gで期待される様々な評価環境を計算機シミュレーションにより模擬し,本アルゴリズムの効果を確認した.
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