研究課題/領域番号 |
16K06369
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
|
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
前原 文明 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (80329101)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | ネットワークMIMO / マルチユーザMIMO-OFDM / マルチパス遅延 / シンボル間干渉 / ガードインターバル / 干渉抑圧 / 周期信号 / OFDM |
研究成果の概要 |
本研究課題では,基地局間連携によりセル間干渉(ICI)を効果的に抑圧できるネットワークMIMOに対してOFDMを適用したときの問題点を明らかにするとともに,それを克服できる新たな伝送方式を創出することを目的とする.具体的には,ネットワークMIMO-OFDMが対象とする複数のユーザ間でマルチパス遅延に差異がある場合,マルチパス遅延の小さいユーザにおいて伝送効率の低下が生じる点に鑑み,ユーザへのISIの影響を一部許容し,全ユーザのシステム容量が最大となるようガードインターバル長を適切に設定する方式を提案するとともに,その有効性を計算機シミュレーションにより評価する.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
提案するネットワークMIMO-OFDMを対象としたガードインターバル長制御法により,ユーザのマルチパス遅延に差異があっても,全ユーザのシステム容量を常に最大化できることから,第5世代移動通信システム(5G)で求められる技術目標の一つである無線ネットワークの高速・大容量化に貢献できる.
|