研究課題/領域番号 |
16K06370
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
野口 啓介 金沢工業大学, 工学部, 教授 (10278103)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 小形アンテナ / 移動通信 / 広帯域化 / 小形化率 / 理論限界値 / Bη積 / アンテナ / 小型化 / 折返し構造 / 放射効率 / Q値 / 逆L形アンテナ / モバイル通信 / 小形化 / 理論限界 |
研究成果の概要 |
スマートフォンやタブレット端末などのモバイル無線端末に搭載される小形アンテナを取扱い,その高機能・高性能化をねらいとして,折返し構造を設けたアンテナの小形化率について検討している.本研究では,小形広帯域化,高機能化が可能な折返し構造を有する小形アンテナについて,その放射抵抗,Q値を明らかにし,帯域と放射効率の積(Bη積)による小形化率について明らかにしている.アンテナ例として折返し構造を有する逆L形アンテナを設計し,そのアンテナ特性とBη積による小形化率を評価した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で取り上げているアンテナの小形広帯域化,高機能化は,社会のインフラとして重要な移動通信の発展に寄与し,小形アンテナの動作原理にもとづく設計理論とその適用例を示したことは実用的にも学術的にも意義が大きいものと考えられる.折返し構造を有する小形アンテナについて具体的な設計方法を示すとともに,帯域と放射効率の積(Bη積)による小形化率について明らかにしたことは,無線モジュールの小形化にもつながり,今後のIoTの発展に寄与できるものと思われる.
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