研究課題/領域番号 |
16K06376
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
今野 和彦 秋田大学, 理工学研究科, 教授 (60125705)
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研究協力者 |
赤塚 雅史
鈴木 海里
信太 拓都
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | シュリーレン法 / 光弾性法 / 鋭敏色法 / セナルモン法 / 差分画像 / ディジタル化 / 定量計測 / シャドウグラフ法 / 非破壊検査法 / 定量化 / 光源 / ストロボ光弾性法 / パルスLED光源 / レタデーション / 圧電振動子 |
研究成果の概要 |
本研究では,光を用いて音の場に影響を与えずに音場を観測するストロボ光弾性法のディジタル化を行うと共に鋭敏色法とセナルモン法導入による新しい定量計測法とそのシステムの構築を行った.MHz帯超音波を対象とし,固体内での外部から或いは内部応力による光弾性現象に起因する複屈折による偏光現象から静的なひずみ量の計測と,動的応力である音波の両者を同時に可視化し,定量的なデータが得られる画像データが得られた.構築したディジタル化システムを用いて光弾性現象のデータの取得し音波伝搬の可視化と同時に固体の弾性特性とその異方性,残留応力分布などの計測を行い,材料や非破壊検査分野での新たな方法の一つの提案ができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
シュリーレン法や光弾性法で得られる画像の差分画像の取得法を開発し,得られた光信号データをCMOSカメラでディジタル化した.また,カラー画像のためRGB信号を個別に取り出すことが可能なため信号の輝度だけでなく後述の鋭敏色法のように固体内部の応力分布を色(干渉色)で表示する方法に対しても,ディジタル的な方法で干渉色が得られる.これを用いて従来の波長板を用いて得ていた干渉色の情報およびRGB信号から変換して得られる画像の輝度信号および色信号からディジタル的に光弾性法、鋭敏触法およびセナルモン法を適用して超音波の動的応力の観測を可能にし,データ全てをディジタルの信号処理を行い,定量計測を可能にした.
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