研究課題/領域番号 |
16K06382
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
秋田 純一 金沢大学, 電子情報通信学系, 教授 (10303265)
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研究分担者 |
戸田 真志 熊本大学, 総合情報統括センター, 教授 (40336417)
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研究協力者 |
戸田 真志
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 画像システム / 疑似的不規則画素配置 / CMOSイメージセンサ / ジャギー / 超解像 / 超解像処理 / 画素配置 / ハフ変換 / 擬似的不規則配置 / 画像計測 / 確率密度分布 / 計測システム / イメージセンサ |
研究成果の概要 |
本研究は、画像処理において問題となる計算コストの低減を、従来は考慮されなかった画像の構成要素である画素の構造に着目し、画素中の受光部の配置を擬似的に不規則とすることで、少ない画素数と計算コストによって、多画素画像と同等あるいはそれを超える精度での画像処理を実現する方法の検討と評価を行った。具体的には、このような画素配置を持つCMOSイメージセンサの設計と試作を行い、その特性の評価を行い、シミュレーションによって示唆されていた高精細化、特にジャギーの低減の効果を確認することができた。また、本手法の高精度画像処理への適用として、超解像処理をとりあげ、その研究に着手した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、その有用性が知られているものの、計算コストが問題となる画像処理において、従来は考慮されなかった画像の構成要素である画素の構造に着目することで、少ない画素数と計算コストによって、多画素画像と同等あるいはそれを超える精度での画像処理を実現するものである。この成果は、計算コストの問題から応用分野が制限される場合もあった画像処理そのものの応用範囲を大きく広げる意義がある。
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