研究課題/領域番号 |
16K06403
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
飯田 仁志 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 研究グループ長 (40392584)
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研究分担者 |
木下 基 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 主任研究員 (00415671)
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研究協力者 |
黒田 隆之助
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | テラヘルツ波 / パワーセンサ / 広帯域測定 / 定量測定 / 校正 / 不確かさ / カロリーメータ / 広帯域パワー校正 / テラヘルツ吸収体 / テラヘルツ時間領域分光 / テラヘルツ / 広帯域パワー測定 / カロリメータ / 吸収体 / 減衰器 / テラヘルツ/赤外材料・素子 / 計測工学 |
研究成果の概要 |
本研究では、テラヘルツ波技術発展の課題となっていた広帯域パワーの高感度絶対測定を実現した。センサーに不可欠な広帯域吸収帯を開発し、それを実装した高感度カロリーメータによって常温において100 GHzから3 THz以上の周波数範囲において数十ナノワット以上のパワーを定量的に定め得ることを示した。本成果によって信頼性が保証された広帯域テラヘルツパワーの測定が可能になり、テラヘルツパルス波を用いた分光やイメージングなどの応用技術の発展に多大な貢献ができる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
テラヘルツ波の産業応用が期待されているが、本質的に広帯域なテラヘルツ波パワーを正確に評価する方法がなく、装置の信頼性や電磁波暴露に対する安全性などの保証ができないことが大きな課題となっていた。本研究では、テラヘルツパルスにも適用可能な常温動作の広帯域高感度パワーセンサを実現することで、その定量的評価を可能とし、テラヘルツ分光・イメージングなど産業応用が期待されている新たな技術の発展・普及を加速する。
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