研究課題/領域番号 |
16K06407
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
|
研究機関 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
研究代表者 |
西堀 俊幸 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 研究開発部門, 主幹研究開発員 (80280361)
|
研究分担者 |
宮本 英昭 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (00312992)
植松 明久 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 研究開発部門, 主任研究開発員 (00450685)
真鍋 武嗣 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 客員研究員 (50358991)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
|
キーワード | 地中レーダ / レーダサウンダー / レーダ散乱計 / CMP / リモートセンシング |
研究成果の概要 |
本研究では,惑星探査機からレーダ波を使って離れた距離から地下内部の探査を行う場合を想定して,地下媒質中の電磁波の屈折を計算して,探査機の真下にある反射点から探査機までの伝搬距離の変化による遅延プロファイル間との相関によって垂直方向の伝搬速度スペクトルを求めるリモートCMP法の検証を行った.本研究では本アイデアを実証するために,実験室の環境で多層模擬土壌を使って土壌から離れた場所からのリモートセンシングにより媒質の伝搬速度スペクトルの垂直分布を算出することを試みた.その結果,本手法は有効であることを示すことが出来た.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
等を用いて遠隔から地下内部探査を行う計画が存在しなかったため,CMP法の学術的な研究の進展が見られなかった.本研究により,新しいリモートCMP法による地中の電波伝搬スペクトルの測定が遠隔から可能になれば,探査機による火星衛星の地下内部探査に貢献出来るだけでなく,地球観測における航空機搭載用地下レーダサウンダ等による地下探査での応用も期待出来る.
|