研究課題/領域番号 |
16K06423
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
制御・システム工学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
増田 士朗 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (60219334)
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研究分担者 |
加納 学 京都大学, 情報学研究科, 教授 (30263114)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | データ駆動型制御器調整 / 外乱抑制 / 分散評価 / 制御性能評価監視 / システム同定 / PID制御 / 適応制御 / 化学プロセス制御 / データ駆動制御器調整 / 定値制御系 / 制御性能評価 / フィードフォワード補償 / 非線形制御 / フィードフォーワード補償 / PID制御 |
研究成果の概要 |
本研究では、分散評価に基づくデータ駆動制御器調整に対して,システム同定や制御性能評価の観点から新たな理論課題を設定し、その課題を解決することを行った。具体的には、閉ループ同定や制御性能評価に関連する研究、構造が限定された制御器を用いた新しい手法の提案と理論解析、非線形系を考慮した場合やフィードフォワード補償器の設計、正則化を導入する手法やプレフィルタの設計法の提案などを行った。これらの研究成果は、査読付き論文誌14件,国際会議発表22件,国内発表38件、によって報告を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
定値制御系における制御器調整は、事業所あたりでは数百~数千あると言われており、簡易な制御器調整が求められているが、本研究の成果により、多様な状況の定値制御系に対して、データ駆動制御器調整が適用できる可能性が広がった。また、データ駆動制御手法において、定値制御系に焦点を当てた研究はこれまで十分に行われていなかったため、本研究の研究成果は、制御理論や制御アルゴリズム開発に関する研究に新しい可能性を与えたと言える。
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