研究課題/領域番号 |
16K06430
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
制御・システム工学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
遠藤 哲郎 明治大学, 理工学部, 専任教授 (60247145)
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研究分担者 |
高坂 拓司 中京大学, 工学部, 教授 (80320034)
稲葉 直彦 明治大学, 研究・知財戦略機構(生田), 研究推進員(客員研究員) (90213123)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 非線形回路 / アーノルド共鳴ウェブ / 3-トーラス / 区分定数回路 / 準周期振動 / 部分同期現象 / 準周期解 / 区分定数電子回路 |
研究成果の概要 |
近年、3-トーラスの部分同期現象:アーノルド共鳴ウェブが注目を集めている。従来の研究においては、この現象の観察には膨大な計算時間と十分な精度が要求されることから、写像のアーノルド共鳴ウェブのみが解析されていた。しかしながら、現実問題を記述する力学系は連続系であるにも拘わらず、連続時間力学系のアーノルド共鳴ウェブは求められていなかった。 本研究では、ヒステリシス発振器の結合系によって表される区分定数回路を提案した。区分定数回路は極めて簡単な発振器でこの回路を用いることにより自律系、非自律系のアーノルド共鳴ウェブを観察し、さらに解析結果の妥当性を回路実験によって確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2-トーラスを発生するシステムには、Arnol'd tonguesと呼ばれる極めて複雑な同期領域が発生することが知られており、これらの同期引き込みはコンピュータのクロック同期など様々な工学系において利用されている。 3-トーラスを発生するシステムにおいてはArnol'd resonance webs と呼ばれる蜘蛛の巣状のArnol'd tonguesより更に複雑な2-トーラス部分同期引き込み領域が発生することが知られている。Arnol'd resonance websは、新しい同期の性質を用いた新しい通信方式等に応用できる可能性がある。
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