研究課題/領域番号 |
16K06463
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造工学・地震工学・維持管理工学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
深田 宰史 金沢大学, 地球社会基盤学系, 教授 (10313686)
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研究分担者 |
鈴木 啓悟 福井大学, 学術研究院工学系部門, 准教授 (40546339)
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研究協力者 |
Ha Minh Tuan
牧 祐之
小野 凌平
濵 博和
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | モニタリング / BWIM / 床版 / 剛性評価 / 耐荷力評価 / ASR / 走行荷重 / 変位 / ひずみ / 軸重変動 / 車両走行試験 / 振動 |
研究成果の概要 |
本研究では,ASRによる劣化が確認された鋼橋のRC床版を対象として,試験車走行試験を行うとともに,一般車を対象とした走行荷重,床版変位などを長期モニタリングした.その結果,劣化橋梁上を走行する大型車の軸重変動が劣化を助長していることを明らかにした.また,一般車の走行荷重実態と解析結果を比較することにより,現状のRC床版が健全時と比較して著しく剛性が低下していことを明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で行った試験車走行試験から,伸縮装置近傍における舗装上のパッチングなどの凹凸の影響により,大型車両の軸重変動が明らかになり,実験を行った時速60kmまでの範囲において静的荷重の4割増の動的増幅を確認できた.また,一般車を対象とした走行荷重実態と床版変位との関係を長期モニタリングし,有限要素解析の結果と比較したことにより,現状のRC床版の耐荷力評価および今後の劣化予測を行うことができた.
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