研究課題/領域番号 |
16K06480
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造工学・地震工学・維持管理工学
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研究機関 | 函館工業高等専門学校 |
研究代表者 |
渡辺 力 函館工業高等専門学校, 社会基盤工学科, 教授 (90249714)
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研究協力者 |
長内 亮賀
金澤 雄大
米谷 悠敬
金浜 瞳也
堀 桜花
成田 勇介
ムギ
今淵 達
木寅 海斗
松本 悠生
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 複合材料 / 異方性積層板 / zig-zag理論 / zig-zag変位 / 厚板理論 / 自由振動 / 固有振動数 / モード分類 / 構造解析 / 積層構造 / 面外応力 / ZIG-ZAG理論 / ハイアラーキ要素 |
研究成果の概要 |
本研究では,繊維強化プラスチック(FRP)などの複合材料に対して有効な構造解析法を構築するために,改良ZIG-ZAG理論を開発した.この改良ZIG-ZAG理論では,薄板から厚板までの異方性積層板に対して高精度なZIG-ZAG変位が得られるとともに,等方性平板に適用しても高精度の変位と応力が計算できる.この改良ZIG-ZAG理論を用いたハイアラーキ連続体要素(階層型モデル)により,鋼・コンクリート部材や複合材料部材をも含めた構造全体を三次元連続体として精密にモデル化した構造解析法の構築が可能となる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の改良ZIG-ZAG理論では,薄板から厚板までの異方性積層板に対して高精度なZIG-ZAG変位が得られるとともに,等方性平板に適用しても高精度の変位と応力が計算できる.すなわち,従来のZIG-ZAG理論の適用性を大幅に拡張し,複合材料部材のみならず,鋼部材やコンクリート部材にも適用可能であり,土木構造特有の厚板領域でも精度の良い変位と応力を計算できる理論モデルを開発した.
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