研究課題/領域番号 |
16K06497
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 福島工業高等専門学校 |
研究代表者 |
金澤 伸一 福島工業高等専門学校, 都市システム工学科, 准教授 (20580062)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 盛土構造物 / 不飽和土 / 集中豪雨 / 豪雨継続時間 / 土/水/空気連成解析 / 初期応力解析 / 模型実験 / 築造解析 / 初期応力 / 降雨継続時間 / 降雨量 / 築堤解析 / 環境地盤工学 / 地盤工学 |
研究成果の概要 |
本研究では,盛土構造物の築造時における降雨・蒸発による盛土内部の応力挙動の変化と,築造後の初期応力状態を把握し,その後の集中豪雨と断続的な豪雨に伴う盛土構造物崩壊に至るメカニズムを解析的に表現することで,長期供用課程での力学挙動の変化を評価することを目的とした.その結果,降雨強度が強くなるにつれて,天端から法面に沿って弱部となり,時間の経過とともに法先が弱部となり表層滑りを起こし崩壊することが確認された.本研究より,集中豪雨によって盛土が破壊に至るメカニズムを解析と実験で表現することで長期供用課程での力学挙動変化に対する評価が可能となった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究から得られる成果は,不飽和土の力学という地盤工学における技術をベースにしており,近年の突発的豪雨に伴う土構造物の挙動評価を長期的に行うことで品質評価に寄与すると考えられる.さらには,近年の外的作用による土構造物の劣化に伴い発生する力学挙動の変化を予測し,またそれらを説明することを可能にするツールとなることで,今後,他面性を考慮した対策を講じることができると考えられる.
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