研究課題/領域番号 |
16K06499
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 早稲田大学 (2018) 第一工業大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
岩波 基 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90435420)
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研究分担者 |
村上 祐貴 長岡工業高等専門学校, 環境都市工学科, 准教授 (70509166)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | トンネル / 劣化予測 / 維持管理 / 中性化速度係数 / 圧縮強度 / トンネル構造物 / 長期材齢コンクリート / 強度変化 / 溶脱 / 配合推定 / コンクリート / 中性化 / EPMA / 漏水 / 地盤工学 / 土木材料 / 都市整備 |
研究成果の概要 |
第二次世界大戦よりも前のコンクリートは,水セメント比が100%を超えるものがある.セメントの化学組成は現在のものと差異がなく,骨材は良質な川砂利である. 長期供用したトンネルコンクリートの圧縮強度は強度低下が無いことが判明した.長期地下水中で供用したトンネルコンクリートは,地盤に接している面では劣化しないが,内側の中性化速度は通常の2.8倍であった.漏水流出部の溶脱深さを推測する式を提案した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
全国的トンネルの点検と維持管理と十分行うことが技術者の数及び体制から困難である.そして,それを補うための科学的マネジメントも普及していない.そこで,本研究ではトンネルの劣化予測式の提案を行った.この式により科学的マネジメントが可能となるため,本研究は合理的なトンネルの維持管理に大きく寄与するものである.
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