研究課題/領域番号 |
16K06538
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木計画学・交通工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
飯田 克弘 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (70222809)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 高速道路 / 2事象情報板 / シンボル / ドライビング・シミュレータ / 情報板 / 判読性 / 交通工学 / 道路情報板 |
研究成果の概要 |
高速道路上の道路情報板の高度化が進められてきているが,情報板のシンボルデザインや文字情報の表記方法の統一がなされていない.また,情報板の近接が各所で見られるようになったが,そのような情報板が,運転者からどのように視認・判読されているかは十分検討されていない.本研究ではまず,シンボルデザインを考案するとともに,2事象情報板の判読性評価を行った.この結果として,2事象情報板の表示方法の課題を明らかにし,情報板が近接する場合,下流側の情報板では,上流側に比べて視認性および判読性が低下することを明らかにした.次に,これらの課題克服を目指して情報板表示を新たに考案し,判読性評価を通じて効果を検証した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高速道路ネットワークが進展した結果,運転者の選択可能な経路は多様化し,さらに,渋滞や通行止めなどの突発事象を回避して経路を選択できるようになった.そのような状況に対し,経路選択を支援するため,情報提供施設の複数設置が多く見られるようになった.ここで,限られた区間に複数の情報提供施設を設置すれば,施設どうしが近接する恐れがあり,読み取りが運転者にとって大きな負荷となる恐れがある.本研究の成果は,まず,このような情報提供施設の近接が運転者の視認・判読に及ぼす影響を明らかにしている.さらに,情報板のシンボルに着目し,情報板単独および近接した情報板の視認・判読向上に対して有用な指針を提示している.
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