研究課題/領域番号 |
16K06539
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木計画学・交通工学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
小谷 通泰 神戸大学, 海事科学研究科, 名誉教授 (00115817)
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研究分担者 |
田中 康仁 流通科学大学, 商学部, 准教授 (50321485)
寺山 一輝 石川工業高等専門学校, 環境都市工学科, 講師 (50780897)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 都心商業地域 / 活動計画 / 回遊行動モデル / 中心市街地活性化 / 中心市街地の活性化 / 活動分析 |
研究成果の概要 |
都心商業地域を回遊する来街者には、事前に計画していた活動に加えて新たな活動を追加する、あるいは計画していた一部の活動を中止するといった行動がみられる。こうした事前の活動計画からの変更挙動に影響を及ぼす要因を明らかにすることは、回遊行動を促進する上で重要な鍵となる。そこで本研究は、このような来街者による事前の活動計画からの変更挙動に着目して,回遊行動モデルの開発等を通じて回遊行動のメカニズムを明らかにするとともに、得られた成果をもとに回遊行動促進のための知見を見出すことを目指す。なお、本研究では、神戸市の都心商業地域への来街者を対象とする意識調査結果を用いて分析を行っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、全国各地で都心商業地域の空洞化が深刻化しており、来街者による回遊行動をいかにして促し賑わいを創出するかが大きな課題となっている。本研究は、こうした観点から、地域内の来街者による回遊行動のメカニズムを解明することによって回遊行動を促進するための知見を得ようというものであり、こうした点で社会的意義がある。また、回遊行動における事前の活動計画からの変更挙動は従来の研究では取り上げられてこなかったが、本研究ではそうした変更挙動を調査するための方法を提案するとともに、変更挙動の要因分析や変更挙動を考慮した回遊行動のモデル化等を通じて回遊行動のメカニズムを明らかにしている点で学術的にも意義がある。
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