研究課題/領域番号 |
16K06541
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木計画学・交通工学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
羽鳥 剛史 愛媛大学, 社会共創学部, 准教授 (30422992)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | メタ無知 / リスクガバナンス / 危機管理 / リスクコミュニケーション / 避難行動 / 災害想定 / 平成30年7月豪雨 |
研究成果の概要 |
自然災害に関わる想定の限界についての認識不足を「メタ無知」と呼称し,多様な関係主体間の連携によりメタ無知を緩和し,想定外の災害事態に適切に対処する為のリスクガバナンスを構築するための規範的枠組みを提示した.次に,平成30年7月豪雨時の地域住民の避難行動を調査し,住民避難や想定意識に関わる実態や課題を明らかにした.最後に,メタ無知を緩和するためのリスクコミュニケーション手法について実験的に検討・提案した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年,甚大な自然災害が頻発する中,「事前の想定を超える災害リスクに対して如何に対処するか」という問題が問われている.本研究は,そうした想定外の災害リスクに対処するためのガバナンスやリスクコミュニケーションを検討するための理論的・実践的な知見を見出しており,災害危機管理や災害に強い地域づくりの進展に寄与することが期待される.
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