研究課題/領域番号 |
16K06584
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 八戸工業大学 |
研究代表者 |
月永 洋一 八戸工業大学, 大学院工学研究科, 教授 (60124898)
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研究分担者 |
阿波 稔 八戸工業大学, 大学院工学研究科, 教授 (10295959)
迫井 裕樹 八戸工業大学, 大学院工学研究科, 准教授 (30453294)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 建築構造・材料 / コンクリート / 表層部 / 脆弱層 / 部材断面厚 / 部材高さ / 断面厚 |
研究成果の概要 |
コンクリートの表層部には脆弱層が形成され,部材断面厚が厚くなると,また部材高さが高くなると表層部の品質は劣ることを明らかにした。表層部の品質低下はブリーディングの影響が大きく,ブリーディング量が多くなると表層部の品質低下は大きくなる傾向にあるが,型枠の側面に沿って上昇するブリーディング水は均一には上昇せず,したがって表層部の品質低下も均一とはならず,各種試験の測定値はばらつきの大きい結果となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでコンクリート表層に形成される脆弱層は定性的には認識されているものの,一般的には断面内の品質は均質なものと仮定されて研究および現場施工が行われてきた。しかし,コンクリートの部材断面厚および部材高さ方向による表層部脆弱層の品質差を考慮することにより,より合理的で精度の高い品質管理・維持管理および劣化進行の評価・予測が可能となり,コンクリートの打設・養生においても高品質な表層部形成のための施工方法の進展が期待される。
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