研究課題/領域番号 |
16K06594
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
野田 博 近畿大学, 建築学部, 教授 (30602221)
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研究協力者 |
佐々木 亮治
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 強風災害リスク / 数値流体計算 / 飛散物 / 流入変動風 / 流体ー物体連成計算 / 竜巻 / 台風 / 変動風発生 / 確率統計量 / CFD / 非慣性系座標 / 耐風設計 / 自然災害 / リスク評価 / 建築構造 |
研究成果の概要 |
本研究では実被害状況に即した強風災害リスク評価を確立するため,以下の4つの研究サブテーマに取り組んだ。 ①飛散物による破壊シナリオを考慮した強風災害リスク評価手順の構築,②台風ならびに竜巻による強風の作成,③飛散物による建物外装材の破損確率の解明,④被災地における強風被害調査によるリスク評価法の検証 これらのサブテーマは概ね終了し,強風災害の低減に資する知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本近郊の海水温度の上昇に伴い,台風や竜巻といった強風に起因する災害が増加している。我々風工学の専門家は,工学的に強風災害リスクを評価しその社会的影響を認識しているが,その評価方法は確率統計量に基づいているため一般的にはなじみの無い表現で表されている。本研究では,強風災害リスクを被害額であらわすことに拠りその影響度合いを馴染みのある量で表している。 また,近年の強風災害調査では飛散物の影響が大きいことが明らかとなったが,本研究では飛散物の影響を考慮した強風災害リスク評価を構築している。
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