研究課題/領域番号 |
16K06597
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 日本大学短期大学部 |
研究代表者 |
酒句 教明 日本大学短期大学部, その他部局等, 教授 (00435273)
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研究分担者 |
安達 俊夫 日本大学, 理工学部, 教授 (40130413)
平出 務 国立研究開発法人建築研究所, 構造研究グループ, 研究員 (40370704)
下村 修一 日本大学, 生産工学部, 准教授 (50443726)
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研究協力者 |
安達 俊夫
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 液状化 / スウェーデン式サウンディング試験 / 土質分類 / 摩擦音 / 戸建住宅 / 電気検層 / 電気比抵抗 / 地盤工学 / 防災 / 自然災害 |
研究成果の概要 |
2011年東日本大震災時に起きた大規模な液状化により2万戸を超える戸建て住宅が被害を受けた。このことの要因の一つに宅地地盤調査の主流であるスウェーデン式サウンディング試験の能力の限界が挙げられる。本研究では,同試験に土質分類能力を持たせ,同試験データから直接液状化強度を評価できることを試みた。その結果,スウェーデン式サウンディング試験から土質分類をすることが可能であることを示し,さらに液状化危険度を精度よく評価できることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
宅地地盤の調査は,費用の面と法律の関係からスウェーデン式サウンディング試験に頼らざるを得ないのが現状であるが,同試験からは土質分類ができず,また液状化の予測ができないという問題点が挙げられる。この問題点を打開するために,本研究は進められた。研究成果としては,スウェーデン式サウンディング試験から液状化の可能性を持つ砂質地盤を分類できるようになり,細粒分含有率の検討が今後必要であるものの,同試験データから直接かつ精度を伴う地盤の液状化強度を評価できることを示した。
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