研究課題/領域番号 |
16K06629
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
|
研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
土井 良浩 弘前大学, 大学院地域社会研究科, 准教授 (80736801)
|
研究分担者 |
杉田 早苗 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 助教 (90313353)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 市民ファンド / コミュニティ財団 / 助成プログラム / 非助成プログラム / 市民団体 / NPO法人 / 公共空間 / ファンドレイズ / 市民コミュニティ財団 / 市民まちづくり活動 / 伴走型支援 / 多様な主体の参画 / 新しい公共空間 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は、市民まちづくり活動を支える新たな仕組みとして近年設立が相次いでいる、市民ファンドの助成プログラムや非助成プログラムを具体的に把握したことに加え、市民ファンドを運営する上での課題を明らかにしたことである。また、ファンドの中でも先進的な団体の取り組みを分析することにより、課題解決に向けた方策を整理した。本研究を通じて市民ファンドは多様なステークホルダーと連携しつつ、公共空間の概念・領域を拡張する重要な社会的装置として機能していることが示された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
市民まちづくり活動を支える新たな仕組みとして市民ファンドの設立が相次いでいるが、近年急速にその設置が進んだこともあり、その運営形態やファンドによって支援された市民まちづくり活動の実態に関わる実証研究は殆どおこなわれていない。また、市民ファンドによるまちづくり活動支援は、新しい公共領域のさらなる担い手育成、新たな公益的活動や豊かな公共空間の創出に繋がる可能性を有していると考えられ、その具体的事業内容を把握し、運営上の課題を明らかにすることは社会的にも意義がある。
|