研究課題/領域番号 |
16K06654
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
藤田 忍 大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 客員教授 (50190038)
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研究協力者 |
小池 志保子
小伊藤 亜希子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 大阪長屋 / 創造的不動産情報 / オープンナガヤ大阪 / オープンナガヤスクール / オープンミーティング / 長屋人 / メディアミックス / メディアの機能分担 / 学術機関リポジトリ / AR(拡張現実) / ソーシャルメディア |
研究成果の概要 |
オープンナガヤ大阪の狙いは、大阪長屋と長屋暮らしの魅力という情報を、多くの人に提供し、それを通して長屋に関わる人々の直接的な情報交流の場を作り、長屋の保全と活用を一層進めることであり、このイベント自体が1種の不動産情報提供システムと言える。加えて、その企画、準備のプロセスにおいて、様々なメディアを、多角的、立体的に駆使し、融合させることによって(メディアミックス)、システムとして創造的なものになりその効果は飛躍的に高まる。これは、3年間のイベントの規模、来場者の評価、長屋改修事例数、社会的評価(受賞)といった指標により確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
まちづくりに関わる大規模な社会実験調査を、継続的に実施し、その発展要因の一つとして、メディアを複合的に捉え、分析している点、さらに創造的な不動産情報を提供することによって、関係主体、特に不動産所有者、入居希望者への動機付けが進むことを明らかにした点に学術的意義がある。同時に、南海トラフ地震の危険性が叫ばれる中で、木造長屋の耐震補強を進め、都市を減災化・安全化し、また賑わいのある魅力的なまちにすることで都市の再生に大きく貢献するという社会的意義がある。
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