研究課題/領域番号 |
16K06676
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
宮崎 慎也 福岡大学, 工学部, 准教授 (70611995)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | Walk-Ability / 近隣環境 / 歩き易さ / GIS / Walk Ability / 身体活動量 / 3D isovist / WalkAbility / 歩行者ネットワーク / 歩きやすさ / 街路ネットワーク / 身体活動 / Walk-Ability-Index / 歩行ネットワーク / 健康都市 / Isovist-Graph |
研究成果の概要 |
日常的な身体活動量の確保は生活習慣病などのリスク軽減に効果的であることは既に知られており,適度な身体活動量を維持するための条件として, 近隣環境のWalk-Ability が注目されている.本研究では, 身体活動量の観点から近隣環境のWalk-Ability をGISデータを用いて評価する手法を開発した.また,このWalk-Abilityの評価と実際の身体活動量の対応関係を調査した.具体的には,長崎と福岡の市街地で身体活動量を把握するためのアンケート調査を行い,この結果とWalk-Abilityの評価の関係を分析した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
身体活動量に着目した近隣環境の評価の研究について,国内の先行研究事例は少なく未着手の部分が多かった.欧米では,近隣環境と身体活動量の関係の評価に関する研究が多く行われ両者の有意な関係が解明されつつある.本研究では,このような結果が日本でも確認できるかを検証した.すなわち,歩行者にとって良好な物理的環境が,そこに居住する住民の身体活動を促進するのか,その対応について福岡や長崎のケーススタディーで明らかにした.本研究は,健康と都市計画というこれまで国内において着目されてこなかった視点の調査で,このような成果が今後蓄積されることで,国民の健康促進や都市計画の発展に寄与できるものである.
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