研究課題/領域番号 |
16K06685
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
岩本 馨 京都工芸繊維大学, デザイン・建築学系, 准教授 (00432419)
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研究分担者 |
松山 恵 明治大学, 文学部, 専任准教授 (40401137)
岸 泰子 京都府立大学, 文学部, 准教授 (60378817)
初田 香成 工学院大学, 建築学部(公私立大学の部局等), 准教授 (70545780)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 都市史 / 建築史 / 空間史 / 絵図 / 地図 / 視覚的叙述 / 視角的叙述 |
研究成果の概要 |
本研究は日本都市史を「図」という視点から視覚的に叙述することを目指した共同研究である。期間は3年間で、初年度は史料・研究リストの作成と図化の方法論について議論し、図化の大方針を定めた。2年目は図のレイアウトと図化項目案についての検討を行った。そして最終年度である3年目には具体的な事例研究を行った。研究会では、日本近世・近代都市史の若手研究者を招いて報告をお願いし、都市空間の図化を具体的な事例をもとに議論した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、日本の都市空間の時代ごとの特質とその変遷、都市・地域の個性、都市間の関係のありようなどを視覚的に明らかにする点にある。視覚化の方法論を鍛えることは、都市史の分析をより具体的なものとすることにもつながるし、また文章のみによる叙述に比べてより直観的表現となるがゆえに、専門分野や言語の壁を超えて、都市の歴史と将来ビジョンを議論する基盤を提供するという意義もある。
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