研究課題/領域番号 |
16K06688
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
崎山 俊雄 東北学院大学, 工学部, 准教授 (50381330)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 建築技術者 / 土木技術者 / キャリア形成 / 人材移動 / 工学教育 / 技術伝播 / 明治時代 / 都道府県庁 / 経歴 / 建築史・意匠 / 日本近代建築史 / 技術史 / 行政史 / 文化史 |
研究成果の概要 |
①明治期の各府県に在籍した技術官(周辺人物を含む)の把握:5000名程の技術者に関する独自のデータベースを作成した。②建築技術者の特定と経歴の把握:200名超の地方営繕技術者に関する独自の履歴データベースを作成した。③明治期の地方都市に建った建築物について、図面・古写真を収集した。④関連遺構の現地調査を実施した。⑤以上を踏まえて、明治期における全国的動向を比較考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における最も重要な成果は、これまでに存在を知られていなかった都道府県庁の建設系技術者を歴史資料の中から網羅的に拾い出し、リスト化した点にある。その成果は、①土木・建築分野における地方近代の様相(技術の伝播や都市形成の過程)を人的観点から理解する新視点を開くものであり、同時に②各地に残る近代建築や近代土木遺産を造り手の観点から評価する上で有用な情報を提供することにつながると考える。
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