研究課題/領域番号 |
16K06691
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 工学院大学 |
研究代表者 |
大内田 史郎 工学院大学, 建築学部(公私立大学の部局等), 准教授 (40739190)
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研究分担者 |
澤岡 清秀 工学院大学, 建築学部(公私立大学の部局等), 教授 (40245642)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ドイツ / 中央駅 / ハウプトバーンホフ / 歴史的建築物 / 保存 / 再生 / 建築史・意匠 / 保存・再生 |
研究成果の概要 |
本研究はドイツの中央駅の中で交通のハブと位置付けられている「カテゴリー1」に属する中央駅のうち、第二次世界大戦以前に建設された駅舎が残存している10駅を対象とした考察である。具体的には、駅を構成する駅舎・プラットホーム・プラットホーム上の屋根・コンコースの変化に着目し、特に創建当初から残っている部分と現状で改変された部分との比較を行い、歴史的建築物としての駅舎の保存と駅としての機能の拡充がどのように両立されているのかを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国において注目が比較的少なかったドイツの中央駅を対象として、これまでの建築と都市の視点に鉄道からの新たな視点を加えて考察したことは本研究の独創的な点であると考える。また、中央駅を管理・運営しているドイツ鉄道の関係者へのヒアリングを実施し、ハード面からだけでなくソフト面からの調査を行うことも出来た。本研究の成果は、我が国が直面している再重要課題の1つでもある地方創生の問題に対して、都市の顔となりうる駅舎の在り方を考える上でも有用な知見をもたらすものである。
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