研究課題/領域番号 |
16K06745
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
複合材料・表界面工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
橋田 昌樹 京都大学, 化学研究所, 准教授 (50291034)
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研究協力者 |
阪部 周二
坂上 仁志
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | レーザー光電界加工 / 微細構造形成 / 機能性付与加工 / 金属材料 / 安定制御 / 金属・半導体材料 / 材料加工・処理 / フェムト秒レーザー加工 / 微細構造物 |
研究成果の概要 |
本研究では、フェムト秒レーザー加工により固体表面に自己形成する微細な構造体の「サイズ」とその「結晶」を同時に制御し、新しい機能性付与金属表面加工の基盤を確立することを目的としている。特に、新しい結晶(非晶質)を付与したナノ構造体を作成し、ナノ構造体のサイズとその結晶の関係を明らかにするとともにナノ構造体形成機構の解明を試み非晶質金属ナノ構造体作成の基盤を構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、従来法において実現できなかった金属ナノ材料に対して新しい構造(非晶質)を付与した点に独創性を有すると考えられる。さらに非晶質金属は、原子配列の無秩序性を反映して張力などの異方的な外力に対して強い、酸などに侵されにくい、軟磁性特性に優れている、放射性損傷を受けにくい、などの種々の性質を示す。特に非晶質金属は、宇宙探索器機、原子力発電、加速器装置などの放射線環境下における長寿命電気機器の素材を提供できることから環境負荷低減による持続可能な安心社会構築を進めていく上で極めて重要な意義がある。
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