研究課題/領域番号 |
16K06809
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・組織制御工学
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 (2017-2019) 地方独立行政法人大阪市立工業研究所 (2016) |
研究代表者 |
渡辺 博行 地方独立行政法人大阪産業技術研究所, 森之宮センター, 主任研究員 (90416339)
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研究分担者 |
長岡 亨 地方独立行政法人大阪産業技術研究所, 森之宮センター, 主任研究員 (90416347)
池尾 直子 神戸大学, 工学研究科, 助教 (80647644)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | マグネシウム基複合材料 / 骨再生治療 / バイオマテリアル / マグネシウム |
研究成果の概要 |
本研究では、骨再生治療で用いられる骨補填材の素材としての利用を想定して、生体吸収性セラミックであるリン酸三カルシウムを分散したMg-Ca合金基の複合材料を開発した。この複合材料は、原料となる2つの粉末を押出しによって固化することで得た。得られた複合材料は微細な結晶粒を有していた。結晶粒微細化の結果、高温で超塑性が発現することを明らかにした。この複合材料に対して、超塑性マイクロ加工を行うことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
不純物元素の含有率を制御したマグネシウム複合材料は、機械的特性や加工性に問題ないことが確認でき、今後のin-vitro試験やin-vivo試験で有用性を評価できるレベルに到達できた。 構築した生体材料用の複合材料の作製技術は素材製造産業に有益に還元できる。また、超塑性マイクロ加工の技術は、微小機械システム用の機械要素部品の製造にも応用できるため波及性が高い。
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