研究課題/領域番号 |
16K06813
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属・資源生産工学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
新川 真人 岐阜大学, 工学部, 准教授 (30369912)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 鋳造 / 湯流れ / 凝固 / 固相率 / コンピュータシミュレーション / 流動停止 / 機械工学・生産工学 / コンピュータ・シミュレーション |
研究成果の概要 |
本研究では,アルミニウム合金の溶湯が流動するときの溶湯中温度を連続的に取得する計測システムの開発とそれを用いた流動状態の評価を行った.また,その結果を用いたコンピュータシミュレーションにより溶湯の流動が停止するメカニズムの考察を行った.本研究により,流動停止時の湯先はマッシー型の凝固形態を示していたが,全体では表皮形成型の凝固形態を示しており,これが流動停止のメカニズムに影響していることを明らかとした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
鋳造プロセスにおいて,溶融金属を適切に流動させて金型内に充填させることは重要である.そのためには,溶融金属がどのように凝固しながら金型内を流れて,最終的に流動停止するのかを明らかにする必要がある.本研究は,流動する溶融金属中の温度を連続的に取得する手法を提案するとともに,金型内でアルミニウム合金がどのように凝固しながら流動するのかを実験とコンピュータシミュレーションにより検討するとともに,そのメカニズムを考察した.
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